ハスミナミです。
今年の夏は特に暑かったですね。
私は日本でも比較的に涼しい東北地方に住んでいますがこの夏は自宅の冷房の使用頻度がいつもの年より圧倒的に多かったです。
最近になってようやく朝晩は涼しくなり日中の暑さも和らいできて秋のレジャーシーズンが待ち遠しくなってきました。
しかし、過ごしやすい気候が訪れたのに体調が優れなかったりやる気がでないなんてことはありませんか?
それはもしかしたら「秋バテ」かもしれません。
「秋バテ」は免疫力の低下を招きインフルエンザ等の感染症にかかりやすくなります。
それは困りますよね。今回は「秋バテ」の症状、原因、解消法をご紹介します。
もくじ
秋バテとはどんな症状?
まず秋バテにはどのような症状があるのでしょうか?
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- 疲れやすい
- やる気がおこらない
- 1日中眠い
- 食欲不振
- 胃腸の不調
- 頭痛、肩凝り
- 目まい
- 手足の冷え、浮腫み
皆さんはいくつ当てはまりましたか?私は5個の症状が当てはまりました。
秋バテの原因は?
それでは、どうして「秋バテ」になってしまうのでしょうか?
冷たい食べ物や飲み物による内臓の冷え
暑い日が続くとついつい口当たりのよい冷たいものばかり食べてしまいがちですね。
その結果、内臓が冷えて食欲不振や胃腸の不調を招くことになります。
温度差によるからだの冷え
外は真夏日、猛暑日の厳しい暑さなのに対し室内は冷房が効きすぎるくらい効いている、、、。
そんな環境が今では当たり前になっていますね。
この室内外の激しい温度差が自律神経の乱れを引き起こし、からだの冷えや手足の浮腫みの症状に表れるのです。
睡眠不足
日中だけでなく太陽が沈んだ夜も気温が思ったほど下がらず暑くてうまく眠れない日が続いたという方も多いと思います。
睡眠不足は体力が低下するので1日中眠かったり疲れが抜け難くなります。
発汗による水分とミネラルの不足
真夏日、猛暑日ともなると少し外に出ただけでも結構な量の汗をかいたりします。
その汗と共に、体内の水分やミネラルがからだの外に流れてしまいます。
体内の水分、ミネラルが不足すると疲れやすくなったり、やる気が失われます。
初秋に訪れる気圧の変化
夏の終わり頃になると雨の日が増えて台風のシーズンもやってきます。
そして夏のような暑さもまだ健在です。
この時期特有の目まぐるしい寒暖の差や台風の影響による激しい気圧の変化は、
肩凝りや頭痛、目まいといった辛い症状を引き起こします。
紫外線の影響
恐ろしいことに紫外線は全身の免疫細胞を破壊します。
太陽の光を浴びたり、日焼けの後、ぐったり疲れてしまうのはそのためです。
始めよう!秋バテ解消法
それでは今からできる「秋バテ解消法」はどのようなものがあるのでしょうか?
ぬるめのお湯にゆっくり浸かって入浴
37~39℃のお湯にゆっくりと浸かりましょう。
湯船にゆっくり浸かることで冷房で冷えたからだを温めます。
湯船にゆっくり浸かることでリラックス効果も高まり睡眠の質も良くなります。
お好みの入浴剤を使うと更にリラックス効果が高まりますよ!
熱めの湯が好みという方もいるかもしれませんが
温度の高いお湯はからだにかかる負担が大きいのでぬるめの温度で入浴しましょう。
室内の温度調節
室内と外の温度差が「秋バテ」の原因のひとつ。
まだもう少し冷房を使うこの時期上手に利用して快適に元気に過ごしましょう!
室内の温度を下げ過ぎないようにすることが大切です!からだの為に室内と外の温度差は5℃までにして下さい。
就寝時も冷房のタイマー機能を利用して室内が冷え過ぎないように気をつけてください。
外出先ではカーディガン等のはおりものやスカーフ等の首にかけるものを持ち歩くようにして外出時の冷えに対策しましょう。
適度な運動を習慣にする
暑い日が続くと運動どころか外出も控えがちです。
オフィス等の冷房の効いた部屋で1日の殆どを汗をかかずに過ごす方も多いと思います。
汗をかかなくなると人間の体温調節機能が鈍くなり「秋バテ」の原因のひとつになります。
適度な運動が予防と解消につながります。15分~20分程度の有酸素運動を取り入れましょう。
ウォーキングやお散歩が手軽にできそうですね!血行がよくなり夜もぐっすり眠れます。
お外で運動する時は着るものや日焼け止めを使用して紫外線対策を忘れないようにしてくださいね。
食事を見直す
冷たいものを食べ過ぎて内臓が冷えてしまった、、、。
これからは、冷たい食べ物は避けてからだを温めるものを取り入れましょぅ。
朝コップ一杯の白湯を飲む
胃腸が温まり血の巡りも良くなり体温が上がります。
体温が上がると免疫力がアップします。
からだを温める食材を取り入れる
「秋バテ」で冷えてしまったからだを食事で温めましょう。
からだを冷やすキュウリ等の夏野菜や葉物野菜よりゴボウやカボチャ等の根菜類を多く食べましょう。
根菜類はからだを温める食材です。秋に旬を迎える鮭やキノコ類もオススメですよ!
食材は温かく調理して美味しく頂き、からだを温めましょう。
秋の具だくさんの汁物はいかがでしょうか?
消化の良いメニューを!
秋は美味しい味覚がたくさんありますね。食いしん坊の私はついつい食べ過ぎてしまいます。
でも夏の冷えで弱った内臓には負担がかかり過ぎるかもしれません。
適度な食事量を心がけ胃腸に優しい消化の良いメニューで頂きましょう。
温かいスープや雑炊がオススメです。
まとめ
「秋バテ」は夏の疲れと秋の気候の変化による心身の不調のことです。
数年前のことになりますが私も秋に入っても夏の疲れが抜けず常に眠く怠い毎日でした。
繰り返す口唇ヘルペスがようやく治まった頃帯状疱疹を患ってしまいました。
今にして思うと「秋バテ」による免疫力の低下だったのかもしれません。
それからは夏の冷たい食べ物を控えたり、からだを冷やさないように心がけています。
その結果、個人的な感想として酷く調子を崩すことが減りました。疲れを貯めないことも大事なことですね。
実は「秋バテ対策」には嬉しい美肌効果もあるのですよ。
今から「秋バテ対策」をして、これから訪れる秋のレジャーシーズンに備えてみるのはいかがでしょうか?
皆様の生活がちょこっとでも潤いますように~♪