ハスミナミです。
汗が気になる季節が近づいてきましたね。
特に気になるのは「脇汗」
汗は自然現象で生きていれば当たり前のことですが、洋服の汗染みは脇汗だと何故か恥ずかしい気持ちになります。
ニオイも気になりますしね。
私は顔や手等に目立つ汗をかくことは殆どないのですが、その代わりというのも変ですが脇の下だけはたくさん汗がでます。
気温だけでなく緊張する場面でもすごい量の汗がでるので季節はあまり関係ないかもしれません。
ですから、私の「脇汗対策」はいつまでも終わることはありません。
今回は私の行っている「脇汗デオドラント対策」で使っているアイテムの種類と特性や使い方をご紹介します!
もくじ
脇汗と臭いの原因
脇の汗が多いのは何故?
脇の下はもともと汗腺が多くあります。
気温、気候、運動による温度刺激と緊張やストレス等のメンタル的な刺激の両方で発汗が促進されやすい為、脇の下は多く汗をかきやすいといわれています。
気になるにおいの原因
毛穴に付随している汗腺に「アポクリン腺」という汗腺があります。
脇の下にはこの「アポクリン腺」か集中しています。
この「アポクリン腺」から分泌される汗には少量のタンパク質、アンモニア等が含まれています。
汗そのもの自体は無臭なのですが「アポクリン腺」からでるタンパク質が皮膚の上のニオイ菌によって分解される為、独特の臭いが発生します。
脇汗デオドラント剤の種類と使い方
ここから、脇汗と臭い対策のアイテムをそれぞれメリット、デメリット合わせてご紹介致します。
まずは、制汗デオドラントに特化したアイテムを種類別にみていきましょう。
汗拭きシート
その名の通り汗を拭きとる為の使い捨てのウェットタイプのシートです。
体の他に顔にも使えるタイプがありますし、香りのついたものもあります。他の制汗剤と合わせて使う場合は無香料を使用するのがオススメです。
また、肌が敏感で刺激が弱いという人はアルコールフリーのものや敏感肌用のシートを使用して下さいね。
メリット
- 直接、汗を拭きとることができるのでサッパリして気分が良い。
- こまめに使用すれば清潔を保つことができて臭いが気にならない。
- シャワーができない時、一時的に凌げる。
デメリット
- 汗そのものを止めたり抑えたりすることはできない。
- 肌に合わない場合がある
汗拭きシートの感想とまとめ
汗拭きシートは汗をかいてた後にケアするアイテムです。ですから制汗の役割は殆ど無いといって良いでしょう。
ただ、汗をかいた後すぐにシャワーを浴びることができるない時にはとても便利なので10枚入りのものや個包装のタイプの汗拭きシートを持ち歩いています。
私の場合は汗拭きシートを使った後、スプレータイプやスティックタイプの制汗デオドラント剤を使っています。
そうすることによって更ににデオドラントの効果が期待できます。
その場合は香りが混ざらないように汗拭きシートか制汗デオドラント剤どちらかは無香料のものを使用しましょう。
スプレータイプ
スプレー式の制汗デオドラント剤です。
パウダータイプのもの、ガスが入っているタイプのもの、ガスが入っていないもの等があります。
肌に向けて噴射すると薬剤が肌に付着します。
テレビCMでもよく見かけますし、私の中てでは制汗デオドラント剤の代表みたいな位置付けです。
メリット
- 肌に直接手指を触れることなく使用することができる。
- パウダータイプの場合は肌がさらさらなのですぐに衣服を着ることができる。
- 香りの種類が豊富で楽しめる。
デメリット
- 肌に合わない場合がある。
- 使い方に気を付けないと凍傷をおこすことがある。(肌から10センチ以上離し、3秒以上スプレーしない)
- 個人差、製品差はあるが汗を抑える効果が以外と少ない。
- パウダー成分が衣服について白っぽい染みが衣服につくことがある。
スプレータイプの感想とまとめ
とても手軽で使い易いスプレータイプの制汗剤ですが、正しく使わないとお肌を痛めてしまうことがあります。
また、商品によっては衣服に制汗剤の成分の染みがついてしまう場合もあります。
私個人の感想としては、制汗の効果はあまり高くありません。
何度もこまめに使ってケアする方法もありますが肌の負担が増すので、その場合は注意が必要です。
ただ、直接手を汚さなくても使用できますしパウダー入りのタイプだと使用後すぐにサラッとする気持ち良さは他の制汗デオドラントには無い良いところです。
ロールオンタイプ
ロールオンタイプは容器の先がボール状になっており、液体の薬剤を肌に塗って使用します。
メリット
- 手指を汚すことなく肌にしっかりと制汗剤を塗ることができる。
- しっかり塗ることができるので、制汗、消臭の効果が期待できる。
- スプレータイプより長い時間制汗、消臭効果が続く。
デメリット
- 制汗剤がしっかり乾くまで衣服を着ることができない。
- 肌に合わない場合がある。
- 制汗成分が衣服につき染みになることがある。
ロールオンタイプの感想とまとめ
スプレータイプやシートタイプに比べると効果が高く時間も長く持続します。
ただ、直接肌に密着するように制汗剤を塗り込むので私は肌に合わないものも多くあります。
そして、効果は高めですが時間がたつと汗も臭いも気になってきて一日持つかといえば少し疑問が残ります。
体質や環境によっては塗り直しが必要になる人もいるかもしれません。
その際は汗拭きシートで汗を拭きとってから塗りなおすようにしましょう。
清潔な皮膚に塗らないと効果がでないどころか、悪臭の原因になり意味がありません。
とはいえ、液体のロールオンタイプは皮膚に塗った後薬剤が乾かないと服を着ることができないので、外出時は着替えのある場面や時間が無いと塗りなおすのは難しいとおもいます。
私の場合は外出前に塗り、外出先では必要に応じてスプレータイプを使用して凌いでいました。
スティックタイプ
スティックタイプは固形の薬剤をスティック状にしたものでロールオンタイプと同じ様に使います。
メリット
- 手指を汚さず肌に塗ることができる。
- 密着度が高いので、制汗、消臭の効果、持続性に期待が持てる。
- 固形なので肌に塗った後すぐに衣服を着ることができる。
デメリット
- 肌に合わない場合がある。
- 脇毛があると肌に薬剤の成分が行き届かない場合がある。
スティックタイプまとめ
スティックタイプはロールオンタイプと使い方は同じですが固形タイプです。
手指を汚さずに使うことができ、薬剤の密着度も高めなので効果も期待できます。
しかも、薬剤が固形で液体ではないので塗ってすぐに服を着ることができるのも嬉しいですね。
こちらも私の体感だと制汗よりデオドラントに効果を発揮するようにおもいます。
商品にもよると思いますが私の場合、スポーツの後等は別として何度も塗りなおす必要はなく、夜の入浴後と起床後の一日2回の塗布でデオドラントの面では充分でした。
デオドラントの面では安心ですが、制汗の面では不安があるので汗取りパッドやインナーと一緒に使用しています。
クリームタイプ
その名の通りクリームタイプの制汗デオドラント剤でチューブや容器に入ったものを指で直接塗り込んで使用します。
これまで紹介してきた制汗、デオドラント剤の中で最も肌の密着度が高いといえます。
メリット
- 肌との密着度がたかい分高い高価が期待でき時間も長く持続する。
- 細かい部分にも塗ることができる。
デメリット
- 使用すると手指が汚れる。
- 直接、手指を使うので衛生管理に注意が必要。
クリームタイプまとめ
私個人の体感では、クリームタイプが制汗デオドラント共に効果が高く持続性もありました。
全てのクリームタイプの商品を使った訳ではありませんが、肌トラブルも今のところはありません。
効果は高いですが使用後に手指を洗う手間がありますし、肌と密着度が高いので他のタイプの制汗デオドラント剤より洗い落すのに手間と時間がかかります。
そして、効果が一番感じられるクリームタイプですが汗を完全に止める訳ではないので、クリームタイプを使用する場合も汗取りパッドや汗取りインナーを一緒に使うようにしています。
制汗、デオドラント剤の合わせ技
以上で紹介した制汗デオドラント剤はそれぞれメリット、デメリットがあり私のように脇に大汗をかく方にとっては効果に物足りなさを感じられる場合もあるでしょう。
そんな時は組み合わせて使うと効果が高まります。
ただし、肌の負担が大きくなるので肌が弱い方は注意が必要です。
ロールオン+スプレータイプ
クリームタイプを本格的に使う前まではこの2種類の合わせ技を用いていました。
清潔で乾いた肌にロールオンタイプの制汗剤を塗り、しっかり乾いたら、その上からスプレータイプの制汗デオドラント剤をつけます。
スプレータイプはパウダー入りのものを使用するとサラサラ感が持続しますよ♪
また、2種類の制汗デオドラント剤を同時に使用するので香りが混ざってしまわないようにどちらか片方、もしくは両方、無香料のものを使いましょう。
この方法で制汗デオドラント効果はかなりあがりました。
とはいえ、汗をかく季節だったり、緊張する場面がある日は朝から晩まで効果が続く訳ではありません。
時々、シートで拭いて付け直す作業が必要なこともあります。
これは、私個人の体感なので汗の量が少ない人には当てはまらないかもしれません。
スティックタイプ+スプレータイプ
この方法も私は有効だと体感しています。
使い方はロールオン+スプレータイプとほぼ同じで清潔で乾いた肌にスティックタイプの制汗デオドラント剤を塗り、その上からパウダー入りのスプレー式制汗デオドラント剤をつけます。
スティックタイプは固形タイプで肌につけても乾いた状態なので、塗った後すぐにスプレーしても大丈夫です。
こちらも、サラサラ感が持続して快適に過ごす時間が多くなりました。
状況に応じて付け直す必要がある場合もありますが単体で使うよりは頻度が減りました。
香りも混ざらないように注意して下さいね。
汗から衣服を守るアイテム
上記でご紹介した制汗デオドラント剤と一緒に汗染み防止の汗取りパッドを使うと大事なお洋服を汗から守ることができます。
制汗デオドラント効果はありませんが汗をそこで食い止めるので人目が気にならなくなります。
衣服に貼り付ける汗取りパッド
衣服の脇に当たる部分にパッドを貼り付けて汗染みを防ぎます。
特に、自宅で洗濯ができない素材の衣類に大活躍します。
パッドの裏に両面テープが付いていて、洋服の脇の汗が出る箇所に貼り付けて使います。
使い終わったらパッドを剝がして使い捨てます。
デオドラント効果を期待したい場合は消臭効果が期待できるAgが入ったものもありますよ。
メリット
- 肌に直接貼ったり塗るものではないので比較的肌に優しい。
- 衣服に汗が付着する頻度が減るのでクリーニングの回数が減る。
- 素材が薄いので着けていても違和感を感じにくい。
デメリット
- 意外とピンポイントの場所に貼るのが難しい。
- テープの粘着力が弱い商品だとずれてしまうことがある。
- テープの粘着力が強すぎる商品だとパッドの取り外しが大変なうえ、衣服にテープ痕が残る場合がある。
- 薄い素材の衣服だとパッドが透けて見えてしまうことがある。
- 使い捨てなので以外にコストがかかる。
衣服に取り付ける汗取りパッドの感想とまとめ
パッドの素材が薄く衣類に貼るだけなので肌の負担が少なく手軽に使えます。
肝心の効果ですが私はかなり大汗をかくので女性用のレギュラータイプでは足りない場合が多いです。
汗がどんどん広がってパッドのサイズからはみ出してしまいます。
それでも、パッドを貼る方が衣類のダメージは軽減されるので大判サイズのものやメンズ用を使って汗の広がりをカバーするようにしています。
そこまで汗をかかない体質の方には満足度が高いアイテムただといえます。
肌に直接貼るタイプの汗取りシート
脇に直接シートやフィルムを貼り付けて汗をシャットダウンするアイテムです。
肌色のシートタイプと半袖やノースリーブの際に目立たない透明のフィルムタイプがあります。
使い方は簡単ですが、肌が乾いた状態でないとシートがうまく貼りつかなかったり、剥がれる原因になりますので制汗デオドラント剤と一緒に使用する際はしっかり乾いた状態になってからシートやフィルムを貼るようにして下さいね。
メリット
- 直接肌に貼るので動いてもずれにくく場所を的確に狙うことができる。
- 肌に密着しているので安心感がある。
デメリット
- 肌に直接シートを貼るので通気性も悪く肌のダメージが強いので注意が必要。
- フィルムタイプは肌の状態によってうまく貼れなかったり剝がれやすい。
- シートタイプは粘着力が強いので剝がす時に痛みを生じることがある。
- 使い捨てタイプなのでコストがかかる。
肌に直接肌貼る汗取りシート、フィルムの感想とまとめ
脇の汗を表に出したくないのであればこのアイテムが一番効果があります。
ただ、私レベルの大汗の場合はレギュラーサイズのシートやフィルム一枚では全然足りません。
シートやフィルムを縦か横に隙間なく3列に並べて貼り付けてようやく効果を発揮します。
それでも、貼り付けが甘いと剝がれてくることもあるので上着を着用する場合は衣服に貼り付ける汗取りパッドも使用します。
汗をシャットアウトする効果は高いですが使用後、私は肌がかぶれます。
ですから連日シートやフィルムを使用するのを私は控えています。
それでも、いざという時は頼れるアイテムなので完全に手放すことはできません。
私は自己責任で使っていますが、皆さんは私の真似をせず肌に異常がでた場合は直ちに使用をやめましょう。
パッド付きのインナー
インナーの脇の部分に汗取りパッドがついていて、衣服に汗が染みるのを防ぎます。
袖付きのインナーは勿論のことキャミソールタイプのインナーにも汗取りパッドがついているものもあります。
メリット
- 洗濯をして何度も使うことができるのでコスパが良い
- インナー素材なので肌に優しい
- インナーと一体構造なので外から目立ちにくい
デメリット
- パッドの入っている部分がごわごわして着心地が良くないものもある。
- ブランドによって効果が全く無い商品もある。
パッド付きインナーのまとめ
パッド付きのインナーの良いところは何といっても繰り返し洗って使えることですね。
私個人の感想ですがノースリーブのタイプより袖が付いているタイプの汗取りインナーの方か効果はあり安心感もあります。
ただ、ブランドによっては満足度が低い商品も割と多くあるので購入はギャンブルに近い感覚です。
私は汗の量がとても多いせいだと思います。
また、夏は衿元や背中の開いた服を着る機会が多いのでパッドの形状の他、インナーのデザインも気を付けて選ぶ必要があります。
折角、パッド付インナーを購入しても着る服に合わなければ残念ですよね。
まとめ
今回は脇汗に特化したアイテムの種類と使い方効果、メリット、デメリットをご紹介しました。
私程にたくさん脇汗をかく体質の方は季節や環境にもよりますが、どれか1種類だけのアイテムで1日効果を持続させるのは厳しいものがあります。
数種類のアイテムを合わせて使う方が効果が期待できますし安心して過ごすことができます。
心配なことは可能な限り取り除いた方が良いですからね。
それぞれの特性を生かして場面に応じて使い分けると安心感と快適時間が持続しますよ!
そして大事な事は、直接肌に触れるものなので自分の肌に合うものを探して下さいね。
私もまだまだ模索中です。
脇の制汗デオドラント対策は、面倒な時もありますし肌に合わずかぶれてしまい悲しくなることもあります。
しかし、これは生活するうえでの大切なエチケットなので諦めずに自分に合ったアイテムと使い方を探していきたいと思います。
これからも様々な脇汗の対策を模索して皆様に有益な情報をお届けしたいと考えています。
それでは、皆様の生活がちょこっとでも潤いますように♪